存在感がない黒瀬くん……


黒瀬くんが力を発揮したとして、選手以外が気づくことはないのかもしれない。



じゃあ……本当に黒瀬くんが…



「ケッ。認めざるを得ないってやつだな」



黄瀬くんの言葉に、みんなは静かに頷いた。