あたしの目がとらえたのは、綺麗な金髪の男の子。



あたしのセンサーだと、彼はきっとバスケ部に入部してくる。



それに、彼はきっと強い。



────やっぱりおもしろくなるね。絶対。




鼻歌を歌いながら、あたしは自分の教室に向かった。