まだ講義が終わってないのは分かってる



だけど、今から待ってなきゃ、朔弥に会えない気がするんだ



何時間でも待つよ



大好きな人の隣にいられるなら、何時間待ったって苦じゃない




「はぁ…はぁ……」




朔弥の大学に着いて、息を整えた




そして、門の近くに座り込む