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「百合ー!」


「花音、遅いよー」




大学の門の前で、百合が私を待っていてくれていた




「もうすぐ講義始まっちゃうよ?早くいこ」


「うん!」




百合と大学まで一緒なのはスゴく嬉しい



学部は違うけど、お昼は一緒に食べたり、帰りに寄り道したり


今まで通りに過ごせることが、本当に嬉しい





「百合、凌くんとデート?」


「うん。終わったら待ち合わせしてるの」





百合と凌くんもずっと付き合ってる



「そう言う花音だって、朔弥くんとデートでしょ?」


「まあね////」