そろそろ限界になった時


「朔弥ー、お待たせ―…って、誰?この子」



手にラーメンを持った凌が戻ってきた


女に気づくなり、凌は不思議そうに首をかしげた




「はじめまして!山本っていいます!凌くん、だよね?」


「え、あ、うん……なんで知ってんの?朔弥の友達か?」



ざけんな



「知らねぇよ、こんな女」



少しキツい言い方になったけど、本当のことだから構わない