次の日


朝早く起き新しい制服に着替える。
しかも男子の制服。
結構好きな制服だったから少しテンションが上がった(笑)

その制服を少し着崩して来て、リビングに行った。


「おはよー、」

「おはよ!あら!琉羽イケメンじゃない~!」

「あはは、ありがとう」

「流石私の娘ね☆記念に写メ撮ろ~♪」


なんかママは楽しそうだ(笑)
私は意外にこの家を出ていくのは少し寂しい…
ママは私が居なくて寂しくないのかな…?


「そろそろ行く時間ね」

「そうだね、」

なんか学校の人が家まで迎えに来てくれるらしい。


「琉羽、本当に辛くなったりしたら帰ってきていいからね。」

「え…。うん、でも大丈夫!誰とでも仲良く出来るから。ありがとう!」

「そう。頑張ってね!行ってらっしゃい!」

「行ってきます!」


ママがまさかあんな事を言うとは思ってなかったから泣きそうになった…。



よし!
これから大変だと思うけど頑張ろう!
待ってろよ、黒羽学園!