「こら!!いい加減な事ばかり言いやがって!!」




「触れば分かるって触ったら勝手にスーって変な所に行ってしまって帰って来ねえよ!コンビニに行くって言って、そのまま帰って来なかった女みたいだぜ!」




「だいたい説明短すぎなんだよ。姉ちゃん説明してる時に何度も時計見てただろう。

あ~あ、このオッサン面倒だなぁって感じが、ひしひし俺に伝わって来たぜ。

中年だからって馬鹿にするなよ!

そりゃ最近小便が時々嫌な匂いが、するよ。


こないだ行きつけの美容院で山高さん耳毛が生えてますよって言われたよ。」



「あ~!笑っただろう!姉ちゃん俺だってまさか耳毛がって思ったけど優しく言われたから良かったよ。それに寒くなるから耳毛もいいかなあって思ったよ。

もちろんカットしてもらったけどな 。


だけど、何でも言われてるうちは、いいんだぜ。あ~この人には、言っても無駄ってなったらまずいな。姉ちゃん彼氏が 、あんたが、パンツを反対に履いてても言わなかったら別れなよ。」



「私は、そんな事しませんって顔しただろう!って言うか彼氏居ない感じだな。

いいよ気にしなくても。そのうち出来るよ。

選らばなければ大丈夫だって。だけど、姉ちゃん選びそうだな。

身長は、高くてイケメンでとかな。そんなの無理だから家に帰ったらゆっくり鏡見ろよ。


俺か!?俺は、今は、十八歳の女の子に恋してるよ。


だから、ラインとかしたかったんだよ。」