少年は何かポケットからカードを出す。そのカードは天界証明カードと書かれ、顔写真にはこの少年の顔が写っていた。


「ほらここ」


少年が指差した方を見ると、役職は閻魔になっていて名前は『マホ・ウ・ツカイ』になっていた。


「あぁ~だからマホウツカイだったんだね~」


「うん☆」


ゴキッ!!


「うぎゃゃゃゃゃぁぁぁぁ!!」

俺は閻魔の首をあらぬ方向に向けた。閻魔は首を抑え、這いつくばり悶絶している。


このまま袋叩きにしようと思ったが、さっきの閻魔の言葉を思い出した。