「ほうら」


俺は制服のポケットから、生徒証を出し、名前の所を見せる。


少年はガクガクと震えはじめ、最初の陽気な感じとは裏腹に顔がひきつっている。


「あは☆あはははは……間違えちゃった☆」


…………











「殺すぞ?」


「みぎゃぁぁぁぁぁぁ!!」


「間違えて人殺すとか頭おかしいだろぉぉ!」


「ごめんなさい!!ごめんなさい!!」


「どうしてくれんだよ!!俺の青春ライフをぉぉ!?」


「ひぃぃぃぃ!何でもしますから!!」


「あ、閻魔に頼めばいいんじゃね?この紙取り消してもらえば……」


「僕が閻魔デース(笑)」