「では天界へ案内しよう!」


「天界!?お前魔法使いだろ?昔から天界へ行くには天使って言われていたんだけど」


「僕たちの世界では普通だよ?ま、いいじゃん?気にしない気にしない!」


そういう物なのか?


俺は魔法使いが持っていた閻魔チェック用紙をもらいまじまじと見ていた。


…………一つ気になる所があった。


不意に俺は少年に質問をぶつけてみる。


「あのさ俺の苗字ってなんだと思う?」


「相原。相原 業くんでしょ?業でカルマって珍しいよね?」