「『親が留守にしがちな俺たちは助け合って生きてきました。 4人は俺の大切な兄弟です』」 「へえ…」 蓮兄、そんなこと言ってたんだ。 「蓮兄さんらしくないなあ、そんなこと言うなんて」 「…うるせえ、瞬」 「でも蓮兄、私たちのことそう思っててくれたんだ、嬉しい!」 私がそういうと、4人のおにいちゃんたちはみんな微笑む。 「私もおにいちゃんたちは大切な兄弟だよ!」