通学電車

やっと風雅から解放された私は、

6人で学校へ向かう。

朝食はもちろん抜き…(泣)

「俺、腹減った~!」

「誰のせいだと思ってんだよ、この馬鹿。」

電車の中で腹減ったと嘆く風雅にキレる優也。

「もう止めればいいのに風雅も…。」

完璧に呆れてる章翔。

「ところで、これはいいのか…?」

そう言った純が指したのは、

私の膝の上で寝ている大智。

「可愛い~♪」

と、大智を撫でている私をよそに、

「俺の萌香~(泣)」

「いや、お前のじゃないだろ。」

今度は泣き喚く風雅と冷静な純。

「いいなぁ…///」

なぜか照れている章翔と

「大智…起きて…。」

キレる寸前の優也…。


そんなこんなで、学校についてしまいました…(笑)

「大智、起きて~(泣)」

と、私が叫んだのは言うまでもない…。