亮と合流し、待ち合わせ場所のコンビニへ向かった。
到着するなり、栞が大声で「お疲れ様でーーっすっ!!」と言ってきた。
亮に似てテンションが高いやつだ。
その横であの地味女は・・・また硬直していた。
しかし今日は化粧をしてんのか、前よりも結構マシになっている。
服も靴も大人っぽい感じで、最初に会った日とは別人に見える。
俺が微笑みかけると、奈緒はにへら~とした優しい笑顔を見せた。
亮が腹減ったと駄々をこね、栞がそれを宥めている。
こいつらバカップルか・・・
俺が呆れていると、奈緒は恥ずかしいのか、目が泳いでいた。
男と付き合ったことねーっぽいな・・・
まぁあんなナリじゃ無理もないか