やさしいキスを繰り返したあと……


舜があたしの肩を押すから、唇が離れた。



「やっぱり、逆」



逆?


首を傾げながら、舜を見下ろす。


舜は“ふっ”と笑みを浮かべて



「やっぱ俺が上」



そう言って、あたしの下からするりと抜けた舜は、そのままあたしの上に跨がった。



「しゅ、舜!?」



な、なに!?この体勢はっ!


そう、舜が跨がってきたのは……


俯せで寝転ぶあたしの上。



「後ろから攻めるのも悪くないな」



楽しそうにそう言いながら、あたしの髪をかき分けて、首筋に顔を埋めてきた。



「…んっ……しゅ…ん…」



後ろからだと何も見えなくて、すべての動作にどきどきする。


服の中に忍び込んできた舜の手が、ブラのホックを簡単に外す。



「……ゃ…」



そのまま服を捲り上げ、舜の唇が背中を這った。



「……んっ…」



ヤバ、いっ……