私は保健室のドアの前に立ち尽くすしかなかった。
冬也くんは一体…なにを言っているの?


先生は私をフったのに…


「………」


「…何とか言えよ。
悠梨をどれだけ苦しめれば気が済むんだよっ!!!!!!!!!」


「………」


先生、何も言わない……
冬也くん…もういいの。


私はゆっくりと保健室のドアを開けた。