「あの…?」 …昔のことを思い出して…少し怖い。 「私たち、冬也と陽の友達なの。 悠梨さんのことは冬也たちから聞いてる。私たちも悠梨さんと友達になりたくて。」 …冬也くんと陽くんの…知り合い? 「少し時間あるかしら?」 …二人の友達ならきっと、いい人だよね。 「はい。」 私は何も疑わず、二人について行った。 私の前を歩いてる二人が不敵な笑みを浮かべてることも知らずに…