「あー楽しかった♪」


「「「………死ぬかと思った。」」」


「あ、みんなごめんね?
ちょっと高すぎた?」


私的にはちょうどいいんだけど……


「でもさ、なんだかんだこのジェットコースター楽しかったしいいんじゃね?」


冬也くんの一言にみんなが頷く。


「確かに。
このジェットコースターはこの遊園地に来たなら乗らなきゃ!って感じのやつだしな。」


「よかった。
じゃあ次はなに乗る?」


今度は私がみんなに提案してみた。


「じゃあさ2人ペアになってあのお化け屋敷に入ろうぜ。」


あ。
“ペア”と言う言葉に那月と陽くんのことだとすぐに察する。


「それでお化け屋敷出た後は6時までペアで別行動。
7時にあの観覧車の下に集合な。」


冬也くんの提案にみんな承諾し、ペアを作ることになった。