奥山くんはあたしに顔を近づけてくる……



キスされる……



ギュッ……



あたしは思い切り目をつぶった



「冗談だよ」



とだけ奥山くん言った



そっか、冗談か……



「んー、冗談で残念?」



「えっ?そ、そんなことないよ」



あたしは大きく首を横に振った