家に着き、西塚君のメアドと電話番号を登録すると、すぐにメールをした。



(永原瑠花だよ!電話番号は090********♪登録よろしくね★)




――送信完了。



私は、煌のことを考える。


煌が西塚君を好きだとすると、これからお互い気まずくなるよね…


大好きな親友なのに。



恋のライバルって、一番キツイんだよなあ。




「はあ…」




――ブーッ

バイブレーションが鳴った。西塚君からのメールだ。

(よろしくな!!☆☆


工藤さんのこと、聞いといて。俺のせいかもしれないし…)


(了解(^-^ゞ)



すぐに煌にメールを送る。

(煌、今日どうしたの?様子が変だったよ!?

まさか、西塚君のことが好き?)




送信。

聞けた。ちゃんと聞けた。


不安だけど。


煌、なんて返信するかなぁ…