部活が終わった。


すると村雨先輩に声をかけられた。


「永原、ちょっとええか?話があるんや」


私はうなずく。


話って何だろう?


もしかして、私よく部活でボーッとするからその説教とか!?


はあ…イヤだぁ。


村雨先輩に連れて来られたのは、グラウンドの倉庫の裏。


本当に何だろう?


「永原。」


「何ですか…?」


「落ち着いて聞け。」


「…………」


「俺は…」


??


「俺は……永原が好きや」


「はい!?」


「永原が好きやねん。」