「大丈夫、俺の言うとおりにすれば。」
私はカイトから何か黒い衣装を渡された。
「これは何?」
「着替えてきなよ、お前のために作らせたんだ。」
広げてみるとそれは黒いドレスだった。
あちこちに銀色の宝石がちりばめられていてとっても綺麗だった。
黒いドレスなんて着たことがない。
「うん。」
私は期待と恐怖に胸が高鳴った。
でも、
私、いいの?
早く城に戻らなくちゃ...
バアヤやお母様が心配する。
でも、...いいや。
たまには私に旅をさせてよ。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…