ここは一日中昼の国


【サンシャイン帝国】




七色の光が降り注ぐ暖かい国。



「ヒカリ姫!ヒカリ姫!皆のもの、姫を探し出すように!」




穏やかな光注ぐ中鋭い声が城に響き渡る。



「まったく、姫はすぐに出家なさる...こっちの身にもなってくださらないと。」


ため息をつくその家臣とも思われる30後半の女がため息をついた。



姫が逃げ出す。


それは日常茶飯事のことなんです。