「オレさぁ 好きな人いるんだけど、なかなかその子きずいてくれないんだけど・・。
どうしよう・・・・。」


と聞いてきた。私は亮也に好きな人がいると知って胸がズキッと痛くなった。なるべく元気に


「誰?教えて」


と言ってみた。すると


「いいよ」


意外にもあっさり教えてくれるみたいだった。


「オレの好きな人は・・・・保乃伽 おまえだよ。」


「えっ!」


「保乃伽 好きだ 付き合ってくれ」


「はい・・・」


私は嬉しすぎて泣いてしまった。


「保乃伽泣くな」


亮也は私が泣きやむまで抱きしめてくれた。



「なぁ 保乃伽はオレのどこが好きなんだ?」


えっ!それ聞いちゃうんだ。恥ずかしいから言いたくないんだけど・・・。


「言わないと、キスしちゃうよ?」


キ、キ、キス!!!それはダメでしょ!


「はやくしてね。5 4 3「いうから待って!」


「えーと かっこいいし、優しいところかな?でも、ときどきイジワルなのも好き!!」


「へぇーそうなんだ(^_^)」


わー言っちゃったよー!本人の前でいっちゃうなんて!!しかも、亮也嬉しそうに笑って
るし! 言っちゃったものはしょうがない。ということにしよう。うん。それがいい。


なんか、いつのまにか家に着いてるし!


「りょ、亮也 また明日ね バイバイ」


「おう またな!」


あー 噛んじゃったよ!もう明日からどうしよう・・。