「どうした、舞咲?急に立ち去って…」



トシが心配そうに近付いて来た。



私は定かではないけど、さっき感じたことを彼に行った。



「出来たかもしれない…」



「「「「はっ!?」」」」



来客とトシの声が重なる。




お父さんはわなわなと震えていて、お母さんは嬉しそうにしていた。