私も、五十嵐―…
優真の後を着いていく。

クラス表を見て−…。
わたしは…1−3だ。
優真は−…?

何で?何で私…あいつのクラスなんか見ちゃってるの…。

優真は自分な関係ないと言い聞かせ…
教室へと向かった。

1−3の名札を付け、廊下で知り合いが来るのを待つ。
同じ小学校だった子は二人しか来なかった。

グループが違う、
三輪 瑠伊
渡部 絵里
ヲタク系??かな…

ヤバい…知り合いが…少ない…
友達作らなきゃっ!!

「はじめましてだよねぇ?うち、飯島陽菜って言う♪同じ小学校の子いないねん…友達になって????」

私に声を掛けて来たのは、大阪から引っ越して来たらしく、友達がいないそうだ。
ギャルっぽくて、少し肌が黒く、大人っぽい。
背は、ちびなあたしとそう変わらない。

あえて言うなら…私の方が一ミリ…ちびかな。

「なるッて呼んでええかなぁ???うちの事は、ひなでええでぃ★☆」
『じゃあ、ひなで♪
私の事も、なるでいいよ』