「何が言いたいのか…よくわからない」

友夜も、菜月が困っている姿におれたのか、
話をやっと切り出してきた。
「実はわからないんだっ…どうやったら、アイツは
俺のこともっとわかってくれるか…、
このままでいいのかって」
私の中に、
友夜の言葉が入ってきても、何となくしか
分からなかった…。

「友夜は友夜何だから、今のままでいいと思うよ?
私は詳しい事はわからないけど、友夜が明るい方が
こっちの方も元気出るし…」

「そっか…そうだよな…
俺もこれだと駄目だよな
俺が沈んでたら
みんなにも心配掛けるし
息詰まっていたのかも…
好きな人見つけては、
デ-トばかり…
悪かったなこんな相談してありがとうな!」

「よくわからないけど
元気になったならそれで…」

「あっあのさっ
由美の奴心配してたぜ
アイツも、お前の事気にしてて
本当なら
お前に慰めてやって欲しいって言われて、でも慰める何て俺には出来ないから…勉強になったって言うか…何て言うか」

「えっ!?」