そして今。
「綾瀬?どうした?」
私が神崎くんの事ついガン見しちゃってたから話しかけてきた
「な、なんでもない」
「そ~?じゃあ、こっちむいてよ」
えぇぇぇ
ちょっと今は無理!
と思いながらずっと下を向く
「綾瀬?」
「おい、神埼。
綾瀬を口説くな」
ずっと喋っている私達を注意する先生
先生が喋ったら皆が笑いだした
「えー。先生、くどいてませんって。
綾瀬にとって俺は恩人なんスよ!」
え、ちょ。そんな大きい声で言わなくても…
「ほー。そうかそうか
よかったな」
棒読みでほめる先生に神埼くんは
「先生、しんじてませんよね!?
本当なんスよ!」
という
そのやり取りを見ていた私はクスッと笑ってしまった