「ふぁ~あ
今日は昼寝日和だね~」
「玲奈、昼寝日和って何?」
「えっ!奥さん昼寝日和も知らないの?あらぁ、時代遅れね~」
「そうだったの?知らなかったわぁ」
「あはは~」
玲奈と楽しく会話しているうちにA棟2階理科室前とたどり着いた

理科室前にはクラスメート達は誰もいなかった

「誰もいないね~珍しい~」
「そりゃそうでしょ
まだ10分前なんだもんww」
「そっかぁ、そうだね!!」
「うん!!てか、玲奈~理科室開いてないよ」
「えっ!マジの助?」
「うん、ほら」
そういって私は理科室のドアを引いた。ドアはガチャガチャと言って開くことはなかった
私たちのクラスでは理科室が開いていない場合理科係がカギを取りに行くことになっている。そして今季彼女は理科係!!!

「マジ、めんどくさ!!ちょい、千成これ持ってて」

そういって彼女は走って行った
このような時って、驚くほどに気まずい
私とは違う色の上靴をはいた先輩たちがウジャウジャだからだ


異様な目で見られる
本当に無理だ
早く誰かこい!!