「え・・・・えらばれた?」






「そう、そして裏切り者はサタンや神に消される・・・・


まあとりあえずこれからどんどん悪魔として任務をこなしていくうちに、ノアちゃんもいろいろと分かってくるよ。」


え、任務・・・?



また質問をしようとしたら、




上のドアが開く音がし、見ると階段からさっきのルアという名のバーテンダーが降りてきた。





「サラ、客が来てる。お前の力を借りたいって。」





すると意味ありげにサラちゃんに目配せをした。




サラちゃんは何も言わず、コップを持って立ち上がる。





「ルア、ノアちゃんにちょっと相手してもらってもいい?私がいない間。」





「ああ、うん、そうするつもりだった。」




「ありがとう」






それだけいうとサラちゃんは階段を上っていってしまった。







・・・・・・。





少しの間、沈黙が部屋におとずれる。





ルアっていう子は改めて見ると、本当に美少年だ。



外国のモデルさんって言う感じ、まさに。






というか、なんでみんなそんなに整っているのだろうか。




それともたまたまあった人たちが綺麗な顔をしているっていうだけ?