「とりあえず、そこの丸いテーブルの所まで行ってもらってもいい?」
後ろからサラちゃんの透き通った声がする。
「あ、うん。」
階段を降り終わり、指示通りその丸いテーブルの前まで行った。
後ろを振り向くと、どうやらサラちゃんは部屋の片隅にある小さな戸棚の中でなにかを探しているようだ。
「うーんと・・・・
あ、あったあった、この番号ね。」
そういいながら手を伸ばし、何かをつかむと戸棚を閉めてこっちに戻ってくる。
「はい、これ。これからは常に首にかけておいてほしい。」
チャラン
小さく音を立て、小ぶりなネックレスがテーブルの上に置かれた。
それを手にとってよく見ると、ユゥ達が全員首にかけているあの逆さクロスのネックレスだ。
サラちゃんも首からかけている。
ひっくり返すと、後ろには5490002という数字が彫られていた。
「え、私も首にかけるの?」
だいぶ間抜けな質問をしてしまった。
「そう。これがないと飛ぶどころか、羽もちゃんと生えないから。とりあえずつけてみて。」
いわれるがままにつけてみる。
後ろからサラちゃんの透き通った声がする。
「あ、うん。」
階段を降り終わり、指示通りその丸いテーブルの前まで行った。
後ろを振り向くと、どうやらサラちゃんは部屋の片隅にある小さな戸棚の中でなにかを探しているようだ。
「うーんと・・・・
あ、あったあった、この番号ね。」
そういいながら手を伸ばし、何かをつかむと戸棚を閉めてこっちに戻ってくる。
「はい、これ。これからは常に首にかけておいてほしい。」
チャラン
小さく音を立て、小ぶりなネックレスがテーブルの上に置かれた。
それを手にとってよく見ると、ユゥ達が全員首にかけているあの逆さクロスのネックレスだ。
サラちゃんも首からかけている。
ひっくり返すと、後ろには5490002という数字が彫られていた。
「え、私も首にかけるの?」
だいぶ間抜けな質問をしてしまった。
「そう。これがないと飛ぶどころか、羽もちゃんと生えないから。とりあえずつけてみて。」
いわれるがままにつけてみる。