よく見てみると、先には薄暗い、下へ行く階段が続いていた。




すんごく薄気味悪い・・・・




お化け屋敷とか嫌いなんだけどなー





だけどサラちゃんはドアを開けていてくれて、まさに私が先に行くしかない雰囲気になっている。





「大丈夫、ちょっと地下に入るだけだし、この階段はそんなには続かないから。私もすぐ後ろにいる。」






きらっと微笑む少女を目にすると、なぜかいくしかないという気になってきた。






覚悟を決めて、階段を下っていく。





サラちゃんは私が入った後、自分も入り、丁寧にドア閉めて鍵をかけた。





あ、よかった、一応閉じ込めるとかそういうのではないんだ・・・・・



ちょっとそこら辺は安心する。





階段を降りていくと、広い部屋が見えてきた。




薄暗い明かりの中でも綺麗にアンティーク調のインテリアがなされているのがわかる。




すると、後ろのスイッチをオンにした音と同時に、いきなり部屋がぱっと明るくなった。