「さよなら」 を

告げたはずなのに

何度も思い出す 君を…

本気で 愛した人だから

どんな時も 一緒だった二人

こんなにも右側に

君がいない事が寂しいなんて…



帰り道 時間を気にしながら

いつもの場所まで

急いで走ってた

寒い冬の始まりに

その日のくだらない事

これからの事

お互いの夢を語った事

話す息が白くて

寒かった事も忘れるくらい

楽しかった事を

君は覚えてるかな



また冬の季節が始まり

会話の中 悟られない様に

遠回しに聞き出した

君が欲しがってた物

君に渡すはずのプレゼント

一つ夢が叶うはずだったけど

白く 吐く息が せつない



街は華やかなクリスマス

聞こえてくる心地よい鐘の音色

知らない遠い街の何処かで

今、何処で、誰と

君は夢を見るんだろう…



君の為に出来る事

どんな遠く離れていても

これからの君の夢に

心から 祈りを込めて…



「メリークリスマス」