だけどある日。





クラスの女子のリーダー的存在の子が言った。





「ねぇりこちゃん。どーしてまゆちゃんといるの?そんなこといっしょにいてたのしい?」




「たのしくないでしょ?そんななににもきょうみないこといても。」




はははーだよねぇ!





といいみんなして笑う。





私は泣きそうになっていた。




だけどその時。









「そんなのかんけいないでしょ?わたしはなかよくしたいことなかよくしてるだけだよ。まゆちゃんははずかしがりやさんなんだよ。」




だよね?と莉子は私に笑ってくれた。