「るいちゃん、寂しかったら言ってね」

「その時はあかねちゃんに言うからいい」

「本当に〜?前にあかねちゃんとラベンダー畑をしら…………」

「あーあーー、ウザ子とは絶交絶交」


 るいは必死にテレを隠すため手をバタバタしているが、奈緒はるいの言動にニヤけていた。


「………私が寂しくなったらお願いね」

「私は明日から超スパルタだから、奈緒を放置に決まってるじゃん」

「ダメーーー!?奈緒ちゃんはるいちゃんの愛で出来ているんだよ!!るいちゃんの愛が………」

「ウザ!やっぱりウザ子はウザ子だ」

「………………でも、信じてるからね」

「・・・・・」


 返事こそしなかったるいだったが、大きく縦に頷き、奈緒はそれを見て一安心。

 そして、二人の笑顔は途切れる事なく、まだまだ話し足りないそんな顔に。