帰り道、四人は左から奈緒・るい・あかね・麻理の順に並んで歩き、四人仲良く横一列に手を繋いでいる。
るいと奈緒は来る時から何も持ってきてはなかったが、麻理は行きがけには持っていなかった四角い箱を手にしていた。
るいとあかねは昨日見たテレビの事を話しており、あかねは繋いだ手を離すとテレビのやっていたギャクをマネしていた。
「………それじゃあ、私はここでね」
麻理はかつてお寺が建てられたと書かれた石碑の前でくるり。そして、三人をじーっと見た。
「アレ?こんなとこでええん?麻理ん家、道違うやん?」
「ちょっと用があるから…………またね」
「もう暗いで〜?今度にしたら〜?」
「大丈夫、……………じゃあまたね」
四角い箱を抱えた麻理はいつもとは違う方向の道を歩き、三人はその後ろ姿を見送った。
るいと奈緒は来る時から何も持ってきてはなかったが、麻理は行きがけには持っていなかった四角い箱を手にしていた。
るいとあかねは昨日見たテレビの事を話しており、あかねは繋いだ手を離すとテレビのやっていたギャクをマネしていた。
「………それじゃあ、私はここでね」
麻理はかつてお寺が建てられたと書かれた石碑の前でくるり。そして、三人をじーっと見た。
「アレ?こんなとこでええん?麻理ん家、道違うやん?」
「ちょっと用があるから…………またね」
「もう暗いで〜?今度にしたら〜?」
「大丈夫、……………じゃあまたね」
四角い箱を抱えた麻理はいつもとは違う方向の道を歩き、三人はその後ろ姿を見送った。