施設から比較的近い遊園地に着いた。 弘人は目をキラキラさせて、入場券を握っている。 なんだかすごくほほえましい。 「じゃあ、ひろくん!行こっか!」 「うん!!!!」 入場ゲートにいたお姉さんに入場券を見せて中に入る。 このときは、その後に起こる恐ろしい出来事など想像すらしていなかった。