あ、そうだ!
前から加那に言おうと言ってたこと!


「あのね、加那?」


パフェを食べる手を止めずに
「何?」
と、加那。


「この前の空き教室のときのさ、」

「うん、」

「助けてくれた人 いるじゃん?」

「うん、」

「その人、
男子バスケ部のキャプテンだったの。」

「うん、」


あれ?反応薄いな…

「って、え―――!!!!!!!!!!!!」


あまりの声のでかさに、
他のお客さんがこっちを向いた。


てか、びっくりマーク何個ついたのよ、今(笑)