今日の部活も終わり、 後片付けをしていた時だった。 「木部!!」 声のした方を見ると、 部員の一年生の高橋くんだった。 「何?」 「あのさ、 やること終わったらさ、来てくんない? 体育館の外で待ってるから。」 待ってるって言われたら、 絶対行かなきゃじゃん…。 今日は加那とパフェ食べに行く 予定だったんだけどな…。 でもまぁ、 『ゴメン、遅れるかも…』って、 加那に メールしといたから、大丈夫かな。