「ん?もとはと言えば私が…何?」

「あ、いや、気にしないでください!」


中野先生の授業で寝てたからとか、
いえるわけないよ…!


「実依子ちゃんって、
意外と面白い子なのね♪」

小宮先輩は笑いながら言った。


「そうですか?」

「うん♪だってさっき実依子ちゃん、
一人で百面相してたんだもん。」


そ、そうだったの!?
初日からどんなキャラしてんのよ、私…。