「いいかお前ら!」

中野先生は続ける。

「今日紹介する新しい仲間というのは…」

中野先生は体育会の外にいる私のほうを見て
「木部、入ってこい。」


私は意を決して体育会の中に入る。
い、いよいよかぁ…

部員の皆さんの視線を痛いほど感じて。

「うそ、女の子!?」
「マネージャー!?」


またまた色んな声が飛び交った。