私は視線をずらすと、

その男子と目が合った。


よく見ると、
ものすっっごく整った顔立ちしてる…。


あれ……?
どこかで会ったことあるような。

んー…


思い出せないや。





「俺、二年の佐野悠(さの ゆう)。
一応、キャプテンやってる。

宜しく。」


…やっぱりこの声、どこかで聞いたことある。