気づいたら、先輩の胸の中だった…。
すごく、心地いい…



「約束、覚えてる?」


「…もちろんです。」


佐野先輩が好きだという気持ちが溢れそうで、私も先輩の背中に手を回した。




「俺、木部のことが好きだ。その笑顔も、泣き顔も、何もかも。だから……、

付き合ってください!!」