「ねぇみっちゃん」 今度そう話しかけてきたのは、二年生の沢井先輩だった。 「俺さ、今日腰痛くてさ、マッサージしてくんねぇ?」 みれば、麻里さんも部員にマッサージしていた。 「あ、いいですよ!」 それから、うつぶせになる沢井先輩に、マッサージをした。