side...悠


俺はバスケ部に入っている。
ちなみにエース。

自分で言うなよってか?


そんな話はさておき、

部活の昼練で、
忘れ物したから取りに一回 教室に戻ろうとしていた。


いつもは開いているはずの空き教室の扉が
閉まっている。


扉の窓から、
見ると二人の男女がくっついている。


あー、そういうことか。

フッ、ご勝手にどーぞ。


その空き教室の前を通りすぎようとした。