「だから坊っちゃんにキスされたって聞いてヤキモチ妬いてるのが今の俺の気持ち」

俺?

普段は自分のことを『僕』と言う吉井さんなのに…

しかも少しずつ近くづいてくる吉井さん、少しイヤな予感がする

吉井さんから離れようと後退りをしたかが今度は壁ではなくベッドだ

「したいの?」

「違います!」

言い切る、が吉井さんにベッドに押し倒され腕を押さえられたままキスをされた

魁君とは違い優しい

あたしは吉井さんにリードされ、キスの気持ち良さにまたボーっとしてしまった