魁君の部屋を出ると疲れがでる

「ハァ~」

「どうしましたか?」
ため息をしながら下を向いて歩いていると声をかけられた

「吉井さん!」

それは運転手の吉井さんだった

「何か悩み事ですか?」

「ちょっと」

「僕で良ければ話ききますよ」

話したいでも…

「坊ちゃまの事でしょ?僕の部屋にいきます?」

あたしはただ頷く事しか出来なかった