「どうした?今日は」


悠希は聞いてきた。
私が泣きまくったからだ…。


「うんん。ペアリングありがとう!」


私の右手の小指で光ってるペアリングを見ながら言った。


「いつか…こっちにつけるから!」


悠希は私の左手をとり、薬指を触った。


「…悠希…。」


「な?だから今は、こっち♪」


今ついてる指輪を触っていった。


右手の小指は両思いの人がつけるらしい。


悠希の右手の小指にも同じ指輪がはまっていた。


「悠希…大好き…」


笑顔で悠希に抱きついた。


「…愛梨もう一回しよっか!」


「…へ?」


悠希はニヤリと笑ってガバッと私に覆い被さった。


「えっ…ちょっ…悠希…!!」



「愛梨…」


悠希からキスが降りてきた。


「ん…」


そのまま悠希に流された。




あとから聞いた話だと、家族は祖父母の家に出掛けているらしい。


だから、悠希と2人で過ごした。


普通にイチャイチャしながら。