「ま、いっか。愛梨が俺を好きでいる自信あるし!」


悠希は笑って言う。


「えっ…。どっからそんな自信が来るの?」


私は聞いた。


「…俺のこと好きじゃないんだ?」


悠希は不満げに言ってきた。


「えっ?もちろん好きだけど!」


「だろ~」


悠希がニヤと笑いながら言ってきた。


「なっ…!!」


そうだよ。
今思うと、私普通に大胆なこと言ったよね…?


わぁー。
めっちゃ恥ずかしい…。


「愛梨は俺が愛梨だけを好きでいる自信ないの?」


私の顔を覗きこみながら言ってきた。


「え…。…ない…うんん。悠希を信じるからある!」


笑顔で言った。


「ん。安心していいよ!」


悠希は飛びっきりの笑顔で言ってきた。


うっ…。
今めっちゃキュンときた。


「悠希大好き!」


私はそう言って、手を繋いでいる腕に更に私の腕を絡めた。


つまり、手を繋いで腕も組んでる状態だ。


「…愛梨可愛い!」


悠希は照れながら言った。

頭をポンポンとしてくれた。


私が「フフッ」て笑うと悠希は、


「俺も大好き!」


って言ってくれた。