俺の服もなん着か選んで、
レジに持っていった。


すると、さっきと同様。

愛梨が払うと言い出し、俺は断った。

結局は半額づつ払うことになったんだ。


さっきと同じ…(笑)



服屋を出た。


「次どこ行く?」


「どうしよっかぁ?」


片手に買ったもの。
片手は手を繋いでいる。


「あ!」


愛梨が声をあげた。


「ん?」


「かわいい…見ていい?」


通りかかった場所にちょっとした雑貨屋があった。


「うん。見るか!」


愛梨と入った。


この店は、カレカノか女同士が多いみたいだ。


「可愛い!」


愛梨に手を引かれて行った。


愛梨がなにかを見ていた。
俺もそこを見ると。

「ウサギのぬいぐるみ?」


「うん!」


「愛梨、ホントにウサギ好きだな!」


「うん♪」


微笑む愛梨。


正直、俺はウサギみたいな愛梨が可愛いと思う。


フワフワしていて、
人を疑わない。


純粋さを…純白。


愛梨が好き。



結局、ウサギは買わなかったが

お揃いのものを買った。



1日楽しんで、家に帰った。