「愛梨…。俺も不安だよ?
愛梨と同じ高校に行けばよかったって思う。
お互い様!」


「悠希…。」


「愛梨が好きだから。
俺は、愛梨だから好きなの!」


「悠希…。ありがと…。」


私って、涙もろいかもしれない。
うんん。
悠希といることで、毎日が充実している。

逆に、私にとって不安になってるんだ。


私、恋に弱いかも。


「泣くなよ!」


悠希が私を引き寄せて、
抱き締めてくれた。


落ち着いたあと、悠希に買ったプレゼントを渡した。


「俺にくれんの?」


「うん!カッコいいよ!」


笑いながらいってみた。


「開けていい?」


「うん!」


私が返事をすると、笑顔で開け始めた。


「リストバンドと…革のペンダント?」


「うん♪」


私はケータイを出して見せた。


私と悠希のお揃い。


革のペンダントには

A☆Y

と書いてある。
裏には
H×年 9月20日

と記念日が書いてある。


革についてる紐は私がピンク。
悠希が青。